皆さん、こんにちは!現役エンジニアのHotMoon0です。
企業の営業活動において、見込み顧客のウェブサイトにアクセスし、「問い合わせフォーム」に定型文をコピペして送信するという作業は、非常に地道で時間のかかるルーティンです。
今回は、私が副業で開発し、クライアントの営業工数を大幅に削減した、Tampermonkey(ユーザー・スクリプト)とスプレッドシートを連携させた革新的な自動化ツールについてご紹介します。あなたのフロントエンドスキルと自動化の知識が、即戦力になる案件です!
・案件の背景:営業担当者を苦しめる「コピペ地獄」
このシステムを求めていたクライアント(企業C)は、新規開拓のために、リストアップした企業へ個別にお問い合わせフォームからアプローチをかけていました。
- 従来の課題:
- スプレッドシートの企業リストからURLを手動でコピーし、ブラウザで開く。
- スプレッドシートの別のセルに用意された「企業名入り挨拶文」「提案内容」「連絡先」などの定型文を、フォームの各項目に何度もコピー&ペーストする。
- リスク: 集中力のいる作業で、誤った情報を貼り付けたり、URLとコピペ文を間違えたりするヒューマンエラーが頻発していました。
私はこの「コピペ地獄」を解決するため、ブラウザ拡張機能とスプレッドシートを連携させるという、フロントエンドに特化したソリューションを提案しました。
・私が構築した「問い合わせフォーム自動化」システム詳細
このシステムは、クライアント側のブラウザ拡張機能に処理を担わせ、サーバー側の処理(GASなど)を呼び出すことで、高速かつ柔軟な自動化を実現しています。
1. 🔗 企業URLリストの自動読み込みとページ遷移
- ユーザー・スクリプトの活用: Tampermonkey拡張機能上で動作するユーザー・スクリプト(JavaScript)を開発しました。
- スプレッドシートからのデータ取得: スクリプトは、あらかじめ設定されたスプレッドシートのURLから企業URLリストを読み込みます。
- 自動ページオープン: 実行ボタンを押すと、リスト内のURLを一つずつ自動でブラウザの新しいタブ(または現在のタブ)で開くロジックを実装し、手動でのURLコピー&ペーストを不要にしました。
2. フォーム横にコピペ内容を「自動表示」(Tampermonkey)
これが、コピペの手間を劇的に削減する主要機能です。
- データの同期: スクリプトは、現在開いている企業ページに対応する「コピペ対象の定型文(企業名、提案文など)」をスプレッドシートから取得します。
- サイドバーの生成: 取得した定型文を、問い合わせフォームのブラウザ画面横に専用のパネルとして表示させます。これにより、スプレッドシートとフォーム画面を何度も往復する必要がなくなります。
3. ワンクリックでフォームに自動貼り付け
最終的な作業負荷を極限まで減らしました。
- イベントリスナーの設定: サイドバーに表示された各コピペ対象文言(「挨拶文」「提案内容」など)に対してクリックイベントを仕掛けます。
- 自動入力: ユーザーが定型文をクリックするだけで、フォーム内の対応する指定テキストボックスへ瞬時にその内容が貼り付けられます。
ユーザーは、フォームの各項目を手動で選択する手間を省きつつ、最終的な送信前の確認だけを行えばよくなりました。
・導入後の劇的な効果と適用範囲
このシステムの導入により、企業Cは以下のような成果を得ました。
- 作業時間の90%削減: URLを開き、定型文をコピペし、次のURLに移るまでの時間が劇的に短縮され、営業担当者が1日に処理できる企業数が飛躍的に増加しました。
- ヒューマンエラーの解消: 定型文をワンクリックで貼り付けるため、コピー元の内容を間違えるというミスがなくなりました。
・ 期待される技術力と応用性
- 求められるスキル: JavaScript(特にDOM操作)、ブラウザ拡張機能開発の基礎知識、スプレッドシートAPI連携(ユーザー・スクリプト内でのデータ取得)。
- 応用範囲: この技術は、企業のフォームだけでなく、社内システムへのルーティン入力、データチェックのための複数サイト巡回など、ブラウザ上で行うあらゆる定型業務に応用可能です。
まとめ:フロントエンド技術が「働き方」を変える
サーバーやクラウドに頼らず、ブラウザ側だけで実現する自動化は、導入のしやすさと即効性という大きなメリットがあります。
Tampermonkeyなどの技術は、本業では触れる機会が少ないかもしれませんが、副業のDX案件では、ニッチな課題を即座に解決する「魔法のツール」となります。現役エンジニアの皆様の、ブラウザを操るスキルを、煩雑な営業活動のDXに活かしてみませんか?
P.S. 特定のウェブサイトの構造を解析し、最適な自動化スクリプトを設計する作業は、まさにエンジニアの腕の見せ所です!あなたの解決したい「ブラウザ上の地道な作業」があれば、ぜひご相談ください!